Gmailのアカウントに「Dropbox Private Beta Invitation」というメールが届いていて、一瞬spamかと思ってしまったけど、以前に登録したオンラインストレージサービス「Dropbox」のプライベートベータ開始の通知だった。
登録したのは1年近く前だから、もうすっかり忘却の彼方だったよ(笑)。

先週マイクロソフトのオンラインストレージ「DkyDrive」を試してみて、OSのファイルシステムと統合されていればもっと使いやすいのにと思ったんだけど、Dropboxはまさにその思った通りのサービス。なんてジャストなタイミングだ。
オンラインストレージをWebDAV経由でドライブとして使うのは以前からやっていて、Dropboxもそれと同じような感じなんだろうと最初は思っていたのだが、専用クライアントをインストールして使ってみるとそれよりも遙かに進歩していた。
プログラマーを長年やってると性格がヒネてくるから(笑)他人が構築したシステムを素直に誉めるなんて事は滅多にやらないのだが、このサービスはちょっと凄い。諸手をあげて絶賛してしまおう。
専用クライアントをインストールして認証を行うと以降はタスクバーに常駐して、My Documentsの下にMy Dropboxというフォルダができる。このフォルダに対してファイルをコピーするとオンラインストレージに転送されるんだけど、ローカルに保存されてからバックグラウンドで同期が行われるため、普通のフォルダと全く同じに扱う事ができる。
つまりオンラインストレージの存在を全く意識せずに、単にフォルダに対してファイルをコピーしたり更新したり、削除したりできるわけだ。しかもファイル操作はローカルに対してだからタイムラグが無い。
この使い勝手だけでも十分に評価できるんだけど、凄いのはそれだけでは無い。
別のPCに同じようにクライアントをインストールして認証を行うと、そのPCのMy Dropboxとオンラインストレージが自動的に同期されるのだ。会社のPCでMy Dropboxにファイルをコピーしておき、帰宅してから自宅のPCを立ち上げるとその変更が自動的に反映される。
もちろん逆に自宅のPCでMy Dropbox内のファイルを更新しておけば、翌日出社した時にはその変更がちゃんと反映されている。
ネットワークを経由するので即座に反映されるわけでは無いけど、出社してPCを起動してブラウザ立ち上げたりメールチェックを行ったりしている間にバックグラウンドで同期を取ってくれるから、さほど問題にはならない。
それよりも複数のPCで時間と場所を超越した共有フォルダが使える事のほうが、遙かにメリットが大きいだろう。
たとえば会社でExcelを使っていて、作業途中でそのファイルをMy Dropboxに保存しておけば、自宅PCのMy Dropboxにもそのファイルが自動的に出現するのだ。そのファイルを直接開けば会社で行っていた作業の続きが即座にできてしまう。USBメモリを使ってのファイルの持ち運びなんか、この便利さを体験したら馬鹿らしくてやっていられない(笑)。

My Dropbox内のフォルダやファイルには同期中・同期済みを示すマークが付くのも分かりやすい。フォルダを開いて見ているとバックグラウンドで徐々に同期が行われていく様子が分かる。
これだけでも恐ろしく便利なサービスなんだけど、更に便利な事にDropboxにはリビジョン管理機能があって、ファイルの更新時に自動的に履歴が取られるのだ。これはもうプログラマにとっては泣くほど便利。
会社のPCにはリビジョン管理ツールをインストールしてあるけど、会社と自宅をまたがって古いバージョンを取得したりはできないしね。会社で更新したファイルが自宅に反映されるのみならず、更新前の古いバージョンまで取得できるなんて夢のような話だ(笑)。
しかもMy Dropbox内には他のDropboxユーザ間でファイルを共有する共有フォルダも作成できる。以前にサイズの大きなファイルをメールに添付して送ろうとしたら、メールサーバに拒否されてしまったけど、そんな場合にもこれは便利に使えそうだ。
客先がDropboxを使ってないと意味がないけどね(笑)。
これはマジにOSに統合されるべき機能だと思うな。Windows Vistaの次期バージョンの話も最近ちらほらと目にするけど、それに標準で搭載して欲しい。有料でも使いたい人は多いはず。
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